映画『鬼滅の刃 無限城編』第一章がついに公開され、多くのファンが涙し、衝撃を受けました。
でも、「無限城編の第一章って、どこまでの話が描かれたの?」「原作では何巻で、何話あたりなの?」と疑問に思った方も少なくないはずです。
とくに、劇場で描かれた壮大な戦いの数々が、鬼滅の刃のストーリーの中でどこに位置するのかを把握するのは、原作未読の人にはややハードルが高いかもしれません。
本記事では、映画で展開された無限城編の第一章のストーリーが、原作漫画の何話までなのか、何巻に収録されているのかを詳しく調査しました。
また、鬼滅の刃ファンなら気になる「結局どこまでやったのか?」という点に焦点をあてて、複数の公式情報や劇場での演出からしっかりとまとめています。
原作をすでに読んだ方にも、これから読む方にも参考になる内容になっていますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
この記事に書かれている内容
鬼滅の刃無限城編第一章はどこまで描かれているのか
公式サイトより
劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開され、多くのファンがその濃厚な展開に驚いたのではないでしょうか。
この章では、映画が原作のどの範囲までを描いたのか、どんなシーンが印象的だったのかを詳しく解説していきます。
観ていない人でも内容が把握できるように、丁寧にまとめていきます。
映画で描かれたのは無限城突入後から
『無限城編』第一章は、原作で言うところの第139話の続きから始まっています。
アニメ「柱稽古編」の最終話で鬼殺隊が無限城へ引きずり込まれたところから、その続きが描かれる形です。
つまり、無限城という舞台にキャラクターたちがバラバラに放り込まれ、各自が上弦の鬼と対峙していく緊迫の瞬間から物語は動き出します。
いきなり戦闘が始まるのではなく、しのぶや善逸たちがどのような心構えで無限城に臨んでいるのかも丁寧に描写されていました。
背景としては、無惨との直接対決に向けた“鬼殺隊総力戦”の始まりであり、これまでのシリーズとは違った空気感が漂っています。
この点でも、第一章はストーリーのターニングポイントといえる重要な位置づけになっていますね。
無限城の構造や不気味さも、映画ならではの映像美で表現されており、まさに没入感がすごかったです!
上弦の鬼・猗窩座との戦いまでが中心
第一章の主軸となる戦いは、タイトルにもあるとおり、上弦の参・猗窩座との決戦です。
猗窩座は『無限列車編』で煉獄杏寿郎を倒した強敵であり、その再登場だけで注目を集めていました。
この映画では、彼と炭治郎・義勇との3人による迫力あるバトルが展開され、非常に見ごたえがありました。
また、戦いの中で猗窩座の過去――人間だった頃の狛治としての記憶――が丁寧に描かれています。
恋雪との切ないエピソードや、彼が鬼となるまでの葛藤は、敵キャラである彼に対しても感情移入を誘う要素となっており、視聴者の心を揺さぶる構成になっていました。
この演出が、単なるバトルだけでない「物語としての深み」を強く印象づけています。
物語のクライマックスでは、炭治郎と義勇の連携技が炸裂し、猗窩座との因縁にも決着がつきます。
この結末には、思わず涙する人も多かったのではないでしょうか。
善逸と獪岳、しのぶと童磨も登場
猗窩座戦だけでなく、善逸と獪岳の戦い、しのぶと童磨の戦いも映画内に収められています。
善逸は、兄弟子・獪岳との因縁を抱えており、その感情がぶつかり合う戦いは原作でも屈指の名場面。
映画では、善逸が雷の呼吸の極致「火雷神(ひらいしん)」を放つ瞬間のスピード感が圧巻でした。
一方、胡蝶しのぶと童磨の戦いでは、悲しみと憎しみが交錯します。
しのぶは姉の仇である童磨に立ち向かいますが、戦力差は大きく、最後には吸収されてしまうという衝撃の展開に。
ただ、しのぶの死が次の戦いへの布石になっていることも示唆されており、第二章でのカナヲと童磨の決着に向けた“引き”のある終わり方がなされています。
このように、複数のエピソードが詰め込まれているにもかかわらず、テンポ良く構成されていたのは、2時間35分という長尺だからこそ可能だったとも言えますね。
鬼滅の刃無限城編第一章は原作漫画の何巻何話までか
公式サイトより
映画を観た後に、原作ではどの巻のどこまで読めば続きが分かるのか気になる人は多いはずです。
この章では、第一章『猗窩座再来』が漫画でいう何巻何話までなのか、そしてどのような内容だったのかを解説していきます。
また、原作と映画との違いや演出の工夫についても触れていきます。
原作の第140話~第157話(途中)まで
『猗窩座再来』で描かれた原作の範囲は、第140話「決戦の火蓋を切る」から第157話の途中までです。
これは単行本でいうと、16巻後半~18巻中盤に該当します。
「無限列車編」が原作の第54~66話で約13話分だったのに対し、今回は17話分以上を映画で映像化しており、かなり密度の高い内容となっていました。
そのため、映画を観た後に「漫画のどこから読み始めればいいか」は非常に明確で、18巻の後半から読めば続きがわかります。
これにより、映画鑑賞後に原作を読み返したいというニーズにも応えられる構成になっていますね。
胡蝶しのぶの最期まで描かれた理由
第一章では、胡蝶しのぶの死までがしっかりと描かれています。
原作でも非常に衝撃的だったこの場面を、映画でもしっかり盛り込んだ理由は、おそらく物語の転換点として強いインパクトを与えるためと考えられます。
彼女の死は、童磨との戦いだけでなく、次章への“想いの引き継ぎ”としても大きな意味を持っています。
カナヲが登場し、しのぶの遺志を継ぐ展開は、今後の見どころとして期待を持たせる演出です。
感情面でも、しのぶが抱えていた怒りや悲しみが溢れるシーンで、観客の感情移入を引き起こすパートでもあります。
原作に忠実に、かつ映像ならではの迫力と繊細さが融合したシーンと言えるでしょう。
2時間35分という長尺でどこまで描けたか
劇場版『猗窩座再来』は、上映時間が2時間35分(155分)という、アニメ映画としては異例の長さでした。
この長尺を活かして、3つのバトル(しのぶvs童磨、善逸vs獪岳、炭治郎&義勇vs猗窩座)をすべて盛り込むことに成功しています。
通常であれば、1つのバトルで1本の映画にしても成立するところを、テンポよく詰め込んで展開できたのは見事でした。
また、過去編やキャラクターの心情描写にも時間を割いていたため、ただのアクション映画ではなく“物語としての深さ”も感じられたのが特徴です。
2時間35分が長いと感じることはなく、むしろあっという間に終わったという声が多かったのも納得ですね。
まとめ
公式サイトより
映画で描かれたのが原作のどこまでか気になる方も多いですが、複数の情報をもとに調査した結果、無限城編の第一章は原作140話から157話の途中までに該当することがわかりました。
原作では何巻にあたるかというと、ちょうど16巻後半から18巻中盤にかけての内容となっています。
また、映画では複数の戦いが収録されており、それぞれの決着や展開によって「どこまで進んだのか」が非常にわかりやすい構成となっていました。
鬼滅の刃のファンにとっては、原作を再読する際の目安にもなりますし、アニメ派の人にもありがたい情報です。
無限城編は今後も続く三部作のひとつに過ぎませんので、第一章を振り返りながら、これからの展開にも注目していきたいですね。
原作と照らし合わせながら楽しむのが一番のおすすめです!
コメント