高畑充希さん岡田将生さん主演のプライムビデオ独占配信ドラマ『1122』がとても話題となっていますね!
夫婦公認の不倫と言う新しい切り口で挑む今作は、これまでの常識を覆すような新時代の夫婦のあり方を探し求める夫婦の葛藤を描くブライダルストーリー!
今回はそんな話題策の考察をしてみたいと思います!
『1122ドラマ最終回ネタバレ!ラスト結末の考察と感想!』と題して、今作のラストである最終回の結末の感想もしっかりと考えてみます!
是非最後までよんで、あなたなりの結末を思い描いてみてください!
この記事に書かれている内容
1122ドラマ最終回ネタバレ
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“イッキ見”したい!ドラマ「1122 いいふうふ」https://t.co/zNRSXUZzJC@hugkumweb #1122いいふうふ— 『1122 いいふうふ』ドラマ公式アカウント (@1122_iFUFU) June 21, 2024
渡辺ペコさん原作の漫画『1122いいふうふ』は2020年7月20日は発売の第7巻をもって完了しています。
2024年の6月14日から配信開始された高畑充希さん岡田将生さん主演のドラマの方は第3話にて原作漫画6~7巻分のストーリーとなっているようですね。
ドラマの方の最終回も漫画に忠実に再現されていると考えていますので、1122最終回のネタバレを含めた展開を紹介していきましょう!
最終回となる放送では、
一度はこどもを授かることを真剣に考え、不妊治療などにも取り組んでいた二人だったのですが、次第に精神的にも追い詰められていってしまいます。
そんな中、おとやんは自分たちにとっての次の形について投げかけます。
それは、子どもをつくることだけが自分たちにとっての“次”なのか?ということ。
この問いかけによっていちこは本心をさらけ出します。
それは
こうして二人は“離婚”という選択を選び別々の道へと進む決意を固めます。
こうして離婚と言う選択を選び一人になったいちこは、それでも母親に報告だけは済ませておこうと思い足を実家へと向けます。
しかし、たどり着いた実家で待ち受けていたのは、変わり果てた母親の姿。
いちこの母は脳梗塞が原因で一人息絶えていたのでした。
この母の死をきっかけにおとやんは再びいちこの前に姿を現します。
離婚して距離が開きお互いにお互いが居ない時間を過ごしていた二人。
そして、やっとこの感情に気が付くのでした。
自分にはおとやん(いちこ)が必要だということ。
決してこれが“夫婦”と言う形でなくても構わない。
それでもお互いともに居たいと思えるのならともに過ごしていこうと確かめ合う二人。
こうして新たにふたりは“名もなき二人の関係”をスタートさせるのでした。
1122ドラマラスト結末の考察と感想!
高畑充希さん演じるいちこ、岡田将生さん演じるおとやん。
それに高良健吾さん演じる柏木志朗と、西野七瀬さん演じるその妻美月、それから吉野北人さん演じる礼。
それぞれが複雑な思いを抱き、それでもそこから良い方向へ進むために苦悩や葛藤を乗り越えて日々を過ごしていきます。
一昔前であれば、夫婦という形そのものが崩壊していくなど、おそらく思いもしなかった現実だと思います。
生活スタイルの変化や性への捉え方、疑いもしなかった当たり前が、実はそうではないという現実。
昔からあるものが決して不変ではないという事を浮き彫りにしているのが2020年代だと感じています。
徐々に変化していくものや、急激に変貌を遂げるものなどさまざまにある中で、“夫婦”という形も決して正しい何かがあるわけではない。
その時代時代に沿ったやり易い形があっただけで、これが現代風に変化しても何もおかしいことはありませんよね?
結婚率の低下や離婚率の上昇など、これまでの夫婦の形が崩壊しつつある今、新たな夫婦の形を考えさせられる時代が求めた作品になっているのではないかと感じています。
1122ドラマラスト結末『いちこ』考察
いちこにフォーカスを当てると、非常に自由に気ままにありのままに自分を表現してしまう女性ではないかと思います。
正直ゆえに「気分が乗らない」とパートナーを拒否してしまういちこは正直な女性ですよね。
これを受け入れてくれる人もいれば、いちこ自身が寄り添うことも大切だとは思いますが、偽って自分を犠牲にすることもないので正直な気持ち同士を合わせていけば良いのでしょう。
ただ、公認不倫のきっかけとなったいちこの発言は悲しすぎます。
大人のお店を紹介されたり、他の異性をあてがうような発言をパートナーからされたらと思うと、わたしは非常に空しい気持ちになってしまうと思います。
作中ではたびたび出てくるこころの声でのいちこが本心というか、いちこそのものだったと感じます。
失ってみて初めて分かる大切な物、これを失った後でも素直に手にしたいと口に出せるいちこはやっぱり正直で不器用な女性ではないでしょうか?
1122ドラマラスト結末『おとやん』考察
おとやんは悪く言えば優柔不断で相手任せ、流されやすく芯のないクズ男中のクズ男といった見方ができます。
しかし、よく言えば相手を想い相手ファーストで動ける優しい人とも捉えることができますよね?
物語序盤ではクズ男っぷりを全力発揮していたような印象ですが、ストーリーが進むにつれて徐々におとやんのおとやんなりの葛藤や、本気で向き合っている姿勢に引き込まれてしまう感覚になりました。
ラストの結末を経てですが、やはり大事なところで相手を尊重できるおとやんは現代風のメンズではないかと感じています。
離婚を決めたあの瞬間もおとやんが言った一言は「いちこちゃんは別れたい?」でしたよね?
新たな形として再び一緒に歩むことを決めた時も、「自分は戻ってきたい」としながらいちこのきもちを確認していました。
現在では、決して男性が主導する時代ではありません。
こうした意味でおとやんという人物は現代を映し出している男性像になっていると感じました。
1122ドラマラスト結末『美月』考察
美月という女性は少し内気な従順してしまう、一昔前の女性像ではないでしょうか?
そういった意味では非常に日本女性らしい、現代においてもまだ共感されやすい女性なのでは?
厳格で家庭のことは見向きもしないようなパートナーに本心を伝えることができず、ましてや姑に対してはまさにいいなり様相。
こんな光景はみなさんの中にある“夫婦”のイメージとも違和感なくリンクしませんか?
おそらくはこれまでの概念と、いちこ&おとやんの新時代の概念とをわかりやすく構図化するための存在だったのではないかと感じます。
1122ドラマラスト結末『志朗』考察
志朗もまた、美月と同様に男性像としていまだに多くの人に理解されやすいイメージなのではないでしょうか?
昭和の男?とまでは言いませんがイメージしやすい日本人男性だと思っています。
美月とおとやんを目撃した志朗。
美月の不貞を確信しながらも「子供にとって胸を張れる女性でいるように」と諭す志朗の姿は、決しておとやんでは描くことのできないものですよね?
そうした中でも自らの非を顧みて、それでも美月を愛している気持ちを正直に伝え、関係回復のために自ら変わっていこうとする志朗の姿は感動さえ覚えました。
志朗と言う人物は家族を守る(養う)ために仕事に没頭してしまい大切なものを見失いかけている一昔前(いまだ多い)日本人男性の象徴のように思えるキャラクターでした。
1122ドラマラスト結末『礼』考察
礼の存在は、私が思うに新旧時代の融合への起爆剤だったのでは?と感じています。
もちろん、礼そのものの人物も魅力的ですし注目すべきなのですが、現代社会の抱える問題点のように捉えると、いちこ、おとやん、美月、志朗の関係が上記のように見えてくるので是非このような目線でも見てみてはいかがですか?
女性専用風俗店のセラピストという一見、チャラチャラ代表のような仕事(就いている方には申し訳ないですが)をしている礼。
しかしこれは学費を稼ぐためであり、いちこの相談にも真摯に受け止め自分なりの見解をしっかりと話している礼は決してチャラついたキャラではありませんよね?
正悪ではなく、時代が求める存在としての礼の立ち位置。
いつの時代でも変革の際の起爆剤が必要なように、礼と言う存在はいちこやおとやんの新しい時代を切り開く者たちにとっては欠かせない要素となっていると感じました。
1122ドラマ最終回ネタバレまとめ
今回は『1122ドラマ最終回ネタバレ!ラスト結末の考察と感想!』と題して、話題沸騰中のドラマの最終回ネタバレ感想を紹介しました!
ドラマ『1122』はこれまでにない新しい切り口で“夫婦”と言いう絶対的のようで儚くも脆いテーマに迫った作品です。
放送開始前から話題を呼んでいた今作のラストはみなさんが描いていたような結末でしたか?
私なりの考察ではありますが、現代とこれからの夫婦のあり方を真剣に考える良いきっかけになったような気がします。
決して正解が一つというようなものではありませんが、みなさんもこのドラマを見て夫婦像を考えてみてはいかがでしょうか?
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